施設・行事紹介 - 社会福祉法人伯方福祉会

施設・行事紹介はかた寿園の紹介

ブリ刺身定食

　令和６年１１月２２日の昼食で、先日寄贈頂きました鰤のフィーレを刺身定食として、入所者の皆さんに提供させて頂きました。お刺身、お吸い物など豪華な昼食となり、脂ののった美味しいブリを、入所者の皆さんも大変喜んでいただきました。

鰤のフィーレ（切り身）寄贈紹介

令和６年１１月１２日に、今治市を通じ、宇和島市にあります水産加工会社様より、鰤のフィーレ（切り身）を寄贈いただきました。この水産加工会社は、魚の養殖及び加工、販売、流通など総合的に行う会社で、魚資源、人材ともに持続可能な漁業及び企業を目指し、安心で安全な養殖魚の安定供給に取り組まれている会社です。
頂きました沢山の鰤のフィーレは施設入所者の皆さんで、ブリ刺身として頂かせて貰う予定です。
ブリ刺身の様子につきましては、後日掲載させて頂きます。
株式会社ヨンキュウ様、ありがとうございました。

２４時間テレビ贈呈車輌紹介

令和２年３月１３日に、２４時間テレビチャリティー委員会様より、車輌の贈呈を頂きました。
当日は、日本テレビ系列の南海放送様が来園され引渡しを受け、車輌メーカーのマツダ様より車輌の説明を受けました。
はかた寿園も、開設から２０年が経過し、車輛の老朽化、不足に悩まされていましたが、今回車輌を頂けたことで、利用者の皆さんの外出機会に役立てればと考えております。

はかた寿園の取り組み紹介

　はかた寿園では、平成２１年１０月より個浴に向けた取り組みを開始しました。従来の「大浴場」、「車椅子浴槽」、「寝台式浴槽」から、完全な「青森ヒバ製の個浴」への大改装を行い、機械に頼らない介護職員の技術による個浴化に取り組んでいました。
　その間にも新規職員の就職がありましたが、入浴に要する介護技術の習得にはかなりの年数を要すること、現任職員の身体的な負担と、個々の技術差によるリスクからの精神的不安、入所者の重度化や体格の向上により、平成２８年度下半期からは、再度入浴の環境を見直し特殊浴槽の再導入を決定しました。
　平成２９年度から特殊浴槽（アダージオ）が本格稼働し、重度入所者の安全が担保された特殊浴槽と軽度入所者のくつろぎのヒバ木製浴槽の２タイプの入浴環境で入浴できるようになりました。
　更に、令和元年８月には、今まで介護職員の人力で入浴を行っていたヒバ木製浴槽を全廃し、国の補助事業により入浴介助用ミニリフトを導入し、更なる利用者の安全確保と、職員の腰痛予防対策ができるよう努めています。
　これからは、「くつろぎの入浴空間」と「安心できる入浴空間」の両方を兼ね備えた入浴が実施できるようになりました。

　「美味しくご飯を食べること」これは誰もが望むことではないでしょうか。これは、施設入所者でも変わりは無いと考えます。はかた寿園でも開設当初は一般の皆さんが食するような「普通食」の他に、嚥下能力（噛んだり飲み込んだりする力）の弱った人向けの「一口大食」、「刻み食」、「ミキサー食」、白飯は「普通ごはん」、「おかゆ」、「ミキサーのごはん」、さらに液体でムセる人には「とろみ」を付けるなど様々な食事形態がありました。どれもお世辞にも食欲をそそるとは言い難く、実際に食べ残しも多くみられました。
　平成　　年より、「食べる能力が衰えても美味しくご飯を食べてもらいたい」という思いから、「ソフト食」への取り組みを開始しました。はかた寿園の厨房は委託業者にお願いしていますが、委託業者による努力もあり、現在（平成２７年３月）では、「普通食」以外の食事提供形態は「ソフト食」一本になり、「一口大食」は、提供された「普通食」を、入所者の目の前で切り分けてあげる方法に変わりました。
　見た目も「普通食」に近づき、おかずによっては、どちらがソフト食なのかすぐには判断できないほどの出来栄えの物もあります。